負に惑ひ啼ひて唄ふ
汚くなつた声で

後悔はしなひのか
絢爛たる花に
唄ふ
負を、涅槃を、気違ひを

君にいふ
正解は皆無
最期に吐ひた其は
揺らひで消ゆ

堕つ