静かに軋み揺らぐ塔
誓いは錆び付いた
嘘は鮮明に煌めいた
矜持を欠いた自分がいる

約束は浅瀬で入水
細い糸をも断絶
こんなにもわたしは
狡猾で嘘つき

晴れた霧のその先に
本来の自分が呼吸していた

贖う罪を積み重ね