頑なで揺るぎない
綺麗すぎる見せかけの真実
降り積もるのは
雪よりも嘘
無意識的で意識的
赦されることが
将来に連結すれば
私は踏み出せないよ
多分ずっと
曖昧に転がした事実は
救助要請とも取ってくれよ
一人が厭だっただけだ
また一人で夜風にあたるのか
自分が生んだ現実でも
逃げたくて仕方ない
小さく悲鳴
『こんな現実は望んじゃいない』
夜空は己が無罪を主張
一番強く煌めくは
むしろ弱く見える
頭が固いんだ、きっと
降り積もるまぼろし
嘘と事実が交わる
せめて一緒に来て下さい
寒くて仕様がないから