眼の中で回転する
揺るぎない信念
渇き切った大きな欲望の
風化を待つ現在

指先で突き刺す感覚の兆し
天から降る生を忽せにした後悔

小さな殺意は
容易に殺させた
微塵も透さない皮膚は
腐って脆くなった
痛みは知ってる筈だ
その記憶が腕を腐らせる

ぬけがらは
いつも
しを
のぞんでいる
かたあしが
うごかなくても
きっと
あるけるでしょう