雨の日が僕の誕生日
何もなかった雨の日に
たった一人でギターを弾いてた
ただの現実

雨の日に呟いた
雨雲に消えた数々
たった一人で言葉を失った
ただの現実だ

いくら息をしても越えられなくて
もう此処で立ち止まりたかった、でも

一人のミュージシャンが言ったんだ
雨の日は辛いけど
虹を作るために雨を降らすんだって
もし明日虹が掛かったら
何をしようかな

ねぇ、どうして助けてくれる?
ねぇ、どうして生かしてくれる?
ねぇ、僕は小さな存在だ
ねぇ、勘違いしてしまうよ

もう何も捨てたりしないよ
皆全部大好きだ
一つ一つ綺麗に集めて
またそれで夢が咲くなら
もう何も奪ったりしないよ
僕はギターを弾いていた
ただの現実の一欠けら

Fake fate